アプリ甲子園に挑戦しようとしている後輩たちへ
自己紹介とか
どうも!
狭間です!
普段、Life is Tech!というところでメンターとしてメディアアートというものを教えています。4ヶ月で、無料で、初心者から教えるメンターになれちゃうプログラムが絶賛募集中なのでぜひどうぞ!
その際紹介者には「狭間祐至」とお書きください!明日いい日になります!!
他にも映像作品を作ったり写真撮ったりLINEスタンプつくってます笑!ぜひ作品集をご覧ください!
さて今回僕が話すのはアプリ甲子園に出場する時の技術面のメッセージではなく精神面的なアドバイスです。僕の経験談をもとに紹介していきます!
たぶんこれを見に来てくれた人たちはアプリ甲子園に興味があって出場してみたいと思っている人だと思います!そんな人たちに役立ってくれれば幸いです。
アプリ甲子園
-> https://www.applikoshien.jp/
過去紹介
僕は実は中学生の頃何度かLife is Tech!のキャンプに参加したことがあります。
参加コースはiPhoneコースというところでiphoneアプリの作り方を夏休みに学びました。プログラミング未経験だったのですが思いの外アプリ開発が楽しくて家に帰っても開発を続けました。
キャンプでアプリ甲子園の存在を知っていたので応募しよう!と思って学校が終わったらすぐ家に帰って12時くらいまで、何日も1日6時間とかパソコン触って必死に作ってみました。
やっとのことで完成させたアプリは僕の宝物みたいなもので、これなら絶対に勝てる!と思いながらワクワクドキドキしながら応募して、1次選考の結果を待ちました。
すると、そのアプリはなんと300作品中の30作品に選ばれて1次選考を通過して、東京で審査員の前でプレゼンできる、そして他の出場者の作品をみる機会を得ました!
本当にうれしかったです。発表のメールを電車の中でみて飛び跳ねそうになったのを今でも覚えています。
自分の宝物のようなアプリをもって大会に1人で行って東京に発表しにいきました。
アプリ甲子園2次予選にて
会場で発表の順番のくじを引いたら30人中30番目で発表することになって他の人の作品の発表を見ていました。
その時、僕は本人生で一番じゃないかっていうくらいの衝撃をうけました。
なぜならそこには小学生が僕が意味がわからないからつけるのを諦めた機能をつけまくっていたり、発表での技術説明が意味が何を言っているのか全くわからない同級生たちがいたからです。
他の29人の発表を聞き終わるころには僕は自分でつくった自分の宝物をその発表の場にもってきたつもりでしたがただのゴミをもってきてる気がして恥ずかしくなって必死に練習した発表もなにもうまくできませんでした。ずっと下をむいて声も震えて小さいみたいなダメの典型なプレゼンをしたとおもいます。
それから僕は一切パソコンを触らなくなりました。理由は自分が必死に触って技術を習得しても彼らには勝てないと思ったからです。あとは自分の世界の狭さに恥ずかしくなったり、自分の学校で少しみんなよりパソコンができたからと調子にのっていた自分が嫌になったとかです。
パソコンを触らなくなった僕は時間ができたので部活に打ち込んだり今までしてこなかった勉強をするようになりました。
その後
そんな僕は大学に合格して暇だったのでまたパソコンを触り始めてアプリは作りませんがいろんなもの、動画やメディアアートを作るようになりました。当時から3,4年経っているので考え方がほぼ全部と言っていいほど変わった僕はパソコンを触りながらたまにそのことを思い出しながらなんであの時、ずっと好きだったものを触らなくなるくらい絶望してしまったのかと考えました。
そりゃ確かに他の子達もすごかったかもしれない。でもなんで自分で絶対に負けと決めつけてしまって発表する時、萎縮してしまったんだろう。その時の感情なんて忘れたのでそんなことを考えれるようになっていました。
そんなことを考えてた時出た一つの答えをここに書いておきます。
(完全に個人の意見です!!)
ひとつのこたえ
プログラミングをしている人たち、特に大会に出場したりする人は僕が当時そうだったようにどうしても技術的な観点でしかみれていないというところがあるのではないか、ということです。もちろん全員ではないのですがすごい技術を使っているとすげえなあ、できないなあってやっぱり思ってしまうと思います。
僕も実際そうでした。
実際そうだったから、後輩、同級生との圧倒的”技術”差に驚き、落胆してしまったと思います。
でも、技術だけでは自分の作品の価値は決まりません。その作品が実際に社会に役立つか、その作品を作ろうと思った理由、込めた思いだってなんだって点数にはいらないかもしれないけど、絶対に価値を作っています。
僕も自分でいうのもなんだけど、技術なら圧倒的敗北だったかもしれない。でも、その作品の価値という観点ならまったく負けていませんでした。そう、今では確信しています。
これから作品を作って応募して自分よりすごい人たち、すげえ作品にたくさん出会うと思います。
そんな時は自分が必死につくった作品のいいとこを思い出しまくってください。
「なんかすごい」っていう感情がそのいいとこをどこかに流しているだけなので絶対にたくさん見つかります。
僕が今でも悔しいのは「大会で同世代、年下に負けた」なんてことではありません。「偏った見方で自分の作品を見てゴミだとみなして、思い通りに発表できなかった」ということです。
他の人より下なところは伸ばせばいい。上のところは追いつかれないくらい伸ばせばいい。というか比べなくていいです。
まあまとめたら「どんなやつがいても自信もってください」って意味です。
最後に
長くなりましたが、本当に今年のアプリ甲子園に出場できる人たち、本当に羨ましい!
頑張ったものは全部中高のいい思い出になるのでかましてきちゃってください!
オリジナリティあふれる面白い作品を今年も見れることを期待しています!!
がんばれ!!!!!!!!!!!!!
僕もこんなこと言うてたら先輩にうるさいもっと技術つけえ言われそうなんで頑張ります笑